「最近、お腹出てきたんじゃない?」
この一言を放たれたときの苦痛は筆舌に尽くしがたいものがあります。
思わず「僕のことを愛してないのか・・!」と、過剰反応しそうになります。
似たようなツラい経験、同志諸兄にもお心当たりがあるのではないでしょうか。
そんな貴官に、当スリム教導隊隊長(コールサイン “校長” )から一言ごあいさつ申し上げます。
負の感情もエネルギーに換えて、ともにダイエットの士気を高めましょう。
スリム教導隊 “校長” あいさつ(全文)
我々はひとつの自尊心を失った。
しかし、これは敗北を意味するのか?
否! 始まりなのだ!
EXILEに比べ、我がスリム教導隊の平均体脂肪率は3倍以上である。にもかかわらず、今日まで生き抜いてこられたのはなぜか。
諸君、世間の皆さんが見て見ぬフリをしてくれていたからだ!
国家のために働いてきた我々が、ベルトの上まで膨れ上がった体脂肪を抱えて20余年。労働に明け暮れる日々の中で、スリム体型を目指して何度ダイエットに失敗したかを思い起こすがいい。
我が教導隊の掲げる中年男性一人ひとりの幸せのための戦いを、神が見捨てるわけがない。
私の同志、諸君ら中年男性は太った。なぜだ!
戦いはやや落ち着いた。諸君らはこの戦争を対岸の火と見過ごしているのではないのか。
だが、それは罪深い過ちである。
我々は清雅唯一である自分の生活習慣を乱して、さらに太ろうとしている。我々はその愚かしさを、他ならぬ自分自身に教えねばならんのだ。
彼女は諸君らの甘い考えを目覚めさせるために、あえて言いにくいことを言った!
戦いはこれからである。ダイエットのための環境はますます整いつつある。
同志諸君とてこのままではあるまい。諸君の父も兄も、無思慮なハラスメントの前に泣かされてきた。
この哀しみも怒りも忘れてはならない。それを彼女は、はからずも我々に示してくれたのだ。我々はいま、この怒りを結集し、ゼイ肉に叩きつけることで、初めて真の勝利を得ることができる。この勝利こそ、我々の人生最大の慰めとなる。
国民よ立て!
立って歩いて走って、痩せよ国民! 我々は諸君らの変化を欲しているのだ!
ジーク・スリム!
いかがでしょうか。ダイエット戦線の同志諸兄におかれては、おおいに士気高揚されたことと存じます。
え、ギレン総帥の演説のパロディじゃないかって?
ふ・・冗談はおよしください。オマージュであります。
- 世間には無思慮なデブハラが存在する
- デブハラに負けない強固な意思を持て
- 負の感情すらエネルギーに換えよ